猛毒のオリカブト
トリカブト(鳥兜)は、キンポウゲ科トリカブト属の多年草。日本などユーラシア大陸が原産で、世界に約300種、日本には33種の自生が知られています。日本全国で見られますが、林の縁や沢沿いなど、少しじめじめして半日陰の場所を好み、花穂を斜めにしならせて青紫に咲く姿は、栽培種の華麗な蘭のようにも見え、吸い寄せられるような美しさ。根、葉、茎の順に毒性が強く、もちろん花や蜜、タネにも毒が。和名の「トリカブト」は、秋に咲く青紫色の花が舞楽の常装束や民俗芸能に用いる冠の鳥兜(鳥甲、とりかぶと)に似ていることに由来します。
アルバム: 北の植物
お気に入り (16)
16人がお気に入りに入れています
コメント (12)
-
この花は北の方が早いですね
2021年8月8日 20:28 トキゾウ(ゆっくり) (32)
-
トキゾウさん、コメントありがとう。
農道わきに生えていたのを名前も知らず持ち帰っつて庭に植えましたが、調べてトリカブトと知り、花が綺麗のなのでどうしようか悩んでします。2021年8月8日 21:04 サロロ (41)
-
あやしい魅力を持つ花ですね。全草毒草ね。中もすごい顔してる〜^
見つけると写真は必ず撮ります〜〜2021年8月9日 00:22 kei (110)
-
御山の登山道脇にもたくさん生えています・・トリカブト。
昔から、年寄りたちに、ヤバイ・・と教えられてきましたので、トリカブトを見ると、ついつい・・よけて通ってしまいます。(^^;2021年8月9日 05:30 りょう (8)
-
サロロさん、おはようさん。
解説、興味深く 読みました。
シベの様相、妖艶を感じます。(゜-゜)2021年8月9日 05:36 okitonbo (2)
-
あらら@@
知らずにでしたか
美しいけど悩みますね、、
以前
近畿の屋根
大台ケ原で
とても美しい姿を撮影
その時は
知らずじまいで
帰宅してから知りました
美しきものには毒があるのでしょしょうか、、、、2021年8月9日 10:58 モンプチ (169)
-
keiさん、コメントありがとう。
これは北海道の低地生育する5種のうち、カラフチブシのようです。2021年8月9日 11:10 サロロ (41)
-
りょうさん、コメントありがとう。
このトリカブトは北海道の道北や道東の草原で直立して生えいるカラフチブシで、葉の切れこみが細かいのが特徴となっています。2021年8月9日 11:15 サロロ (41)
-
okitonboさん、コメントありがとう。
北海道のアイヌ人はその根から取った汁を毒矢に使用し、熊狩りに使用したそうです。また、この花からハチが蜜を集め、それを食べた山林関係者が中毒した例があるそうです。2021年8月9日 11:22 サロロ (41)
-
モンプチさん、コメントありがとう。
ヘルメットを被ったような花の形(僧侶の帽子)は、花粉量の少ないトリカブトが確実に受粉してもらうために、このカプセルの中で昆虫全身に花粉がつくような仕組みとなっているようですよ。2021年8月9日 11:43 サロロ (41)
-
有名になりましたね。
私も長野の栂池高原でみました。
なんとなくこわかったです。(笑)2021年8月11日 13:59 カノン (13)
-
カノンさん、コメントありがとう。
今から35年前の「トリカブト保険金殺人事件」は連日連夜テレビで放送していましたからね!その犯人の神谷も無期懲役となり、9年前に大阪医療刑務所で病死(73歳)したそうです。2021年8月11日 15:30 サロロ (41)
コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録(無料)するとコメントできます。