万葉集:紅葉
第八巻:1581: 手折らずて散りなば惜しと我が思ひし・・・
原文:不手折而 落者惜常 我念之 秋黄葉乎 挿頭鶴鴨
よみ:手折(たを)らずて 散(ち)りなば惜(を)しと 我(わが)が思(おも)ひし 秋(あき)の黄
葉(もみち)を かざしつるかも
かな: たをらずて ちりなばをしと わがおもひし あきのもみちを かざしつるかも
意味:手折らないでいて、散ってしまったら惜しいことだと思っていた、秋(あき)の黄葉(もみ
ち)を、手折って髪にかざることができました。
・天平10年(西暦738)10月17日に橘奈良麻呂(たちばなのならまろ)が催(もよ
お)した宴席(えんせき)で詠まれた歌です。
作者:橘奈良麻呂(たちばなのならまろ)
現在では、紅葉(こうよう)は秋に落葉樹の葉の色が変わることをいいます。万葉集によると草木の葉が黄色や赤色に変化することを黄葉(もみち)といったようです。
アルバム: 万葉集:あさがお ムクゲ
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花花みんみんさんへお気に入り有難う御座います。2022年11月25日 13:24 ☆トミー (47)
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