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OLYMPUS-35 EC2

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写真: OLYMPUS-35 EC2

写真: PETRI MF1 写真: FUJICA ST605

2021年4月、銀座の教会にて200円で(といってもポイントで買ったのだが。)救出。モルト不良、レンズにカビ、という状態であった。かねてから探していた機種だったため、電池ボックスの液漏れ跡を確認し、問題なしと判断してレジへ直行した。

「エレコン」の愛称で発売されたOLYMPUS35ECに、電池電圧が降下した際にシャッターをロックする機構を追加した改良機。目測式のプログラムAE機であるが、セイコーESF電子シャッターを搭載し、ホットシューにフラッシュを装着するとフラッシュマチックができる。また、スローシャッターも効くため長時間露光(約4秒)も可能であるが、シャッターボタンから指を離すとシャッターが閉じる仕組みになっているため、長時間露光中はずっとシャッターを押していなければならない。また、セルフタイマーがなく、日中シンクロもできないなど、家庭用としてはやや中途半端な感もある。ただ、結構売れた機種のようであり、以前はジャンクでもよく見かけるカメラであった。私はこのデザインが好きで探していたところ、本機を見つけたというわけである。

電池は、現在は生産されていない水銀電池を使用するため、LR44を2個使って動作テストをしてみたところ、どこも問題はなかった。モルトの貼り換え、レンズのカビ取り(といっても、後ろから拭いただけだが。)し、現役復帰させることができた。レンズは5枚を奢っているが、これは、おそらく鏡胴の突出を抑えるためであろう。噂に違わず、よく写るカメラで、結構気に入っている。

(作例はこちら↓)
http://photozou.jp/photo/list/3096382/9468487

タグ: カメラ

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