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【13】キハ181系の想い出。

写真: 【13】キハ181系の想い出。

写真: 【12】さようなら、関西線103系。 写真: 【14】納涼ユーロブルー。

1996年3月の山陰本線・園部〜綾部間電化開業に伴って姿を消したディーゼル特急「あさしお」。
京都発、山陰・丹後方面への特急列車として豊富な運転経路や行先を誇り、時刻表をよく読み込まないとどこに連れていかれるか分からないほどの難解な列車でした。
個人的には中学校時代の臨海学舎や小旅行でお世話になった特急で、大音量を上げているのになかなか加速しない姿にもどかしさを感じていたのですが、聞いた話では出力を絞っていたとかで、「しなの」「つばさ」「やくも」など全盛期は凄まじい性能を誇っていたそうですね。
その「あさしお」、現役時代には一眼レフを持っておらず、コンパクトカメラでかろうじてお粗末な写真をわずかに記録できたのみですが、今回ご紹介するのは後年、2003年12月に向日町の京都総合運転所の撮影会に参加させていただいた際の記録。
この頃の京都総合運転所はキハ181系の他にも485系、583系にブルートレイン客車と国鉄型特急車両の宝庫でした。
写真には運転所で保管されていた絵入りマークと文字のみのヘッドマーク。
どちらも「あさしお」末期まで混用されていました。
紫煙を上げ佇む姿はさながら国鉄時代を思い起こさせるに十分でした。
これらを真っ正面から撮れるなんて今思い返しても迫力満点、とっても贅沢な時間を過ごせたものだと感謝しています。
その後山陰地区に地味に残っていたキハ181系も寄る年波には勝てず、特急「はまかぜ」号を最後に2010年、全退しました。
今は国鉄色に塗り戻された1両が「津山まなびの鉄道館」に保管されているとのこと、またいつか再会したいものです。
DATA:ASA200,35〜70mm,1/250,F=AUTO

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